雨宮慶太

色紙「ゼイラム」

・雨宮慶太

・平成9年7月21日

・新宿東放学園

・無料(2名だけ)


 雨宮慶太先生は、雑誌「宇宙船」の表紙などのイラストを始め、「ゼイラム」などのSFX映画の監督やゲームのキャラクターデザインもこなすマルチクリエイターです。
 このお宝は「角川アニメ&コミックフェスティバル キャラクターランド”真夏の学園祭”」(以下真夏の学園祭)の協賛イベント「夢・直撃セミナー」でGETしました。ちなみに「真夏の学園祭」とは、角川書店が新宿で複数の会場を貸し切り5日間通して行ったかなり大がかりなアニメ&コミックイベントで、東放学園という専門学校が協賛で行ったイベントが「夢・直撃セミナー」はアニメやマンガやゲーム等で活躍するクリエイターが日替わりで行うトークショーです。
 真夏の学園祭に行こうと思ったのは、「スレイヤーズ」の挿し絵を描いてる、あらいずみるい先生のサイン会が目的でした。しかし朝早く会場についたとき、もうすでに人でいっぱいでした。理由は、サイン会のほかに人気声優林原めぐみのトークショーと、男性声優グループ「E.M.U」(と書いて「えむ」と読む)のライブショーの整理券待ちのため。もちろんサイン会目当ての人も負けてなく、なんと前日の昼から並んでる人が30人以上いたということです。
 だから入場時には大混乱。早く入りたいがためみんな欲望の権化で、横入りしたり、押し合ったり、相手を罵ったり。それはとっても醜かったです。だけど、こんな所にいる以上、自分もこの人たちと同種だと思うと、とても嫌な気分になりました。しかし、サインをもらうため朝早くならんだ以上、どうしても欲しかったのですが、先着60名ですし、はたから見てもダメだったので、せっかく入った会場をすぐ出ました。
 しかたがなく、「夢・直撃セミナー」会場である東放学園に行きました。じつはこのトークショーは各回先着100名までで、整理券配布が午前11時から。その日のゲストは、雨宮先生を始め、「パトレイバー」でおなじみの出渕裕先生、「クレヨンしんちゃん」の総監督の本郷みつる先生と豪華メンバー。予定を30分以上オーバーしてたので、整理券はもうない、と思っていましたら、・・・あったんですねー。それも整理券番号一桁。第一回が午後1時なので暇つぶしにほかの会場へい行ってみると、人、人、人の人だかり。すぐ入れる所はありませんでした。
 しかし、このトークショー会場はガラガラ。第一回の雨宮先生の講演が始まる時でさえ100人埋まりませんでした。それは、出渕先生も本郷先生も変わりませんでした。しかもその半数以上が東放学園の生徒みたいです。これは先生方にとって、屈辱以外、何者でもなかったでしょう。
 しかしトークショー自体は、とても素晴らしいものでした。雨宮先生は、新作映画「タオの月」のことや、映画に使われるCG(コンピュータ・グラフィック)について話されました。
 このお宝は、雨宮先生が会場を出ていかれる時に、書いてもらいました。
 確か前売り券が5000枚。噂だと当日券が3000枚。計8000人が参加した真夏の学園祭。確かに各会場、声優のライブなど多彩なイベントがあったし、非売品デモCD配布や「エヴァンゲリオン」などの限定グッツ販売など、その会場に行かなければ手に入らないものもたくさんあったと思います。しかし、つい最近大人気の声優や漫画家のサイン会には徹夜までするのに、10年以上活躍している、知らないはずもない有名クリエイターの、めったに聞けないトークショーには、全体の4%も集まらない。
 アニメやマンガが見直されている昨今。自分は、何かが違うと思うのです。

 

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