「ぜんまいじかけのティナ」1巻

・あゆみゆい

・平成12年4月23日

・自由書房ブックセンター鵜沼店

・409円(本代 先着200名)


 あゆみゆい先生は、講談社の少女漫画雑誌「なかよし」で連載を持つ、人気少女漫画家です。昭和62年(1987年)、第4回なかよし新人まんが賞入選の「ひまわりイリュージョン」で、「なかよしデラックス」(1987年夏の号)よりデビュー。代表作は「デリシャス!」「ようこそ!微笑寮へ」「卒業−泣かないで−」など。クマのぬいぐるみ集め、本屋めぐりが趣味、だそうです。
 このお宝は、「全国縦断なかよしサイン会」で、GETしました。これは「なかよし」の創刊45周年記念企画として、一年かけて「なかよし」の漫画家たちが全国各地を回り、サイン会を行うというものです。この日は岐阜県各務原市の自由書房ブックセンター鵜沼店で、あゆみゆい先生のサイン会が行われました。
 サイン会は、お店で各自購入した先生の本に、署名だけですが先生直々にサインをして下さるというモノでした。私は数ある本の中で、つい最近出たばかりの新作「ぜんまいじかけのティナ」の1巻を買いました。
 「ぜんまいじかけのティナ」とは、人をはじめすべての生き物の背中にぜんまいが付いている「ぜんまい島」を舞台に、島一番のネジ巻きがうまい人気者の女の子「ティナ」と、突然現れた唯一ぜんまいを持っていない謎の「旅人さん(ちなみにこれがキャラクター名)」とのふれ合いを描くファンタジーです。かわいいながらも、デザインも性格も個性的なキャラクターに、背中にネジがあることが当然で、お互いがお互いのネジを巻き合うことで、相互扶助の考えが根付いている独特な世界観。そこに、突然ネジのない(人の手を借りる必要のない)よそ者の旅人さんが、ティナをはじめ島の住民と触れ合う事で起きる、シュールで抽象的・概念的・哲学的なストーリーは、とても新鮮で魅力的です。ちなみに、原作として人気アニメーターの明貴美加氏が参加しています。
 少女漫画家のサイン会と言うことで、やっぱりというか、ほとんど小・中学生の位の女の子が大半を占めていました。その中に、いい年した自分がいますので、とても恥ずかしかったです。
 ただ、岐阜県各務原市は、かの松本零士先生が名誉館長を務める「かかみがはら航空宇宙博物館」や、航空自衛隊の基地もあって、ひらけた街のように思われますが、これから書くことはあくまで私の主観(「偏見」とも言う)の話ですが、どうしても田舎で、サイン会開始になってもまだ整理券番号が130番しか捌けず、かなり余っていました。しかし、それでもサイン会は多くの少女ファンを集め、見た目かなり盛況に行われました。
 あゆみゆい先生は、ショートカットの、丸顔の童顔で、見た目とっても若く、かわいらしい絵柄から受けるイメージにぴったりな、優しそうな女性でした。

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