A4アートグラフ
「デビルマン」
・永井豪
・平成13年8月26日
・神戸ファッション美術館
・3800円(アートグラフ代 先着100名)
永井豪先生は、その「ダイナミック」な作風で、今も多くのファンを魅了する漫画界の巨匠です。
高校卒業後、石ノ森章太郎のアシスタントになり、昭和42年(1967年)講談社の漫画雑誌「ぼくら11月号」で、「目明しポリ吉」でデビュー。昭和43年(1968年)「少年ジャンプ」誌上より始まった、今の美少女Hマンガのはしり「ハレンチ学園」が大ヒット。小学校でスカートめくりが流行るなど、社会現象にまでなりました。
その後、TVアニメ化されて大ヒットとなり、以後のロボットアニメの基本フォーマットとなった「マジンガーZ」を筆頭に、「キューティーハニー」や「けっこう仮面」などのHな作品から、人間の業にスポットをあてたハードSF「デビルマン」、壊滅した関東平野を舞台に繰り広げられるダイナミックバイオレンス「バイオレンスジャック」から、「へんき〜んタマイダー」「へんちんポコイダー」などのどうでもいいパロディー作品まで、今のアニメやマンガで表現される「ロボット」「美少女」「SF」「バイオレンス」「ギャグ」「パロディ」などの要素に、多大な影響を与えた作品を発表し続けました。
このお宝は、神戸21世紀・復興記念事業「FA宣言 IN神戸」で行われた「永井豪先生 村田蓮爾先生 震災復興祈念サイン会」で、GETしました。「FA宣言」とは、現在の日本のアニメーションを支えるクリエイターの立場から、ファッションについて論議する"Fashion Anime Symposium"のことで、「アニメ・コミック界の巨匠」永井豪先生と「奇才イラストレーター」村田蓮爾先生を招いて、アニメーションと神戸の地場産業である衣料のファッションの融合を探ろうとするシンポジウムです。このシンポジウムの終了後、震災復興祈念チャリティーサイン会として、会場限定制作のアートグラフ(各3800円)を購入した人先着各100名に、サイン会が行われました。このアートグラフの売上の一部がレインボーハウス(震災遺児の家)に寄付されます。
「アニメ・コミック界の巨匠」と「奇才イラストレーター」の、滅多にないサイン会ですし、私は一度乗ったら降りるまで無料の近鉄の株主優待券を持っているので、すかさず神戸に向かって「Let’s ナガイ・GO!!」と言う感じで行ったのですが、会場に着いてビックリ!
朝10時30分に着いたのですが、多数の人気作を持つ永井豪先生と、この世界では知らない人はいないイラストレーター村田蓮爾先生のサイン会にも関わらず、2人合わせて30人も来ていませんでした。整理券配布時間の12時でも40人位。シンポジウムは入場無料で定員400人を予定していたのに、どう見ても半分の入りで、サイン会の時間になっても結局定員を埋めることは出来なかったみたいでした。
サイン会参加費が3800円という高額だったためか、また神戸という土地柄なのか、それとも宣伝不足なのか、もしかしたら私が思っているほど2人とも人気が無かったのか・・・。あまりの人の少なさに、ショックを受けました。
参加人数が少なかったので、シンポジウムも、サイン会も、淡々と進みました。
永井先生は、買ったA4アートグラフの下に、鉛筆でサインを入れてくれました。アートグラフとは、複製原画の一種で、ジクレのようなコンピューターを使って特殊なプリンターで印刷したものです。リトグラフ、シルクスクリーン、ジグレのような複製原画は、昔から鉛筆でサインを書くことになっています。鉛筆は消しゴムで消すことが出来ますが、鉛筆の芯よる文字は変色しないそうです。ペンで書いても良いのですが、これだと印刷と見分けがつかない恐れがあるため、全く別の描画材である鉛筆が用いられたと言われています。
サインは、先生の署名の他に、いつもの先生の似顔絵をササっと描いて下さいました。ただ鉛筆の芯が薄くて、写真ではうまく写らず、サインが見づらいのが残念です。
この時、普通のサイン会のつもりで行ったので、他の人はサインだけ書いてもらって言いましたが、私は日付も入れて貰いました。でも、このような複製原画は、サインの他に発行枚数を示すエディションナンバーが入りますが、今回誰も書かれなかったので、今思えばいっそのこと「1/100」と書いてもらえば良かったと、後悔しました。
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