お見合い用スナップ写真
・日比野克彦
・平成10年1月15日
・名古屋三越
・無料
日比野克彦先生は、日本のポップアートを代表するアーティストです。日本グラフィック展グランプリ、日本イラストレーション展グランプリなどデザイン関係で多数の受賞経験を持ち、舞台美術からテレビの司会まで、多彩な仕事を精力的にこなしています。
このお宝は、名古屋三越で行われた、数多くの人気CMを手がけているアートディレクター浅葉克己先生の個展「極人浅葉克己展」で、GETしたものです。日比野克彦先生はこのトークショーのゲストとして来場してました。
狭い会場でのトークショー終了後、品のいいご婦人が浅葉克巳先生の本を持って日比野克彦先生にサインを求めましたが、浅葉先生の本にはサインは書けないと言って、丁寧に断っていました。
私はこれを見て、「しまった!」と思いました。今回は浅葉先生の個展であって日比野先生にサインがもらえないと思っていましたし、もしチャンスがあるのなら会場で売っている日比野先生のグッズで書いてもらおうと思って、色紙を持ってきませんでした。しかし展示会場には浅葉先生の本しか売っていません。せっかく日本ポップアート界のビッグネーム、日比野克彦先生を目の前にして指をくわえることしかできませんでした。
せめて日比野先生と一緒に写真を撮ろうと思って、お願いしたところ、快く引き受けてくれました。そして、先生と並んで写真を撮ってもらったとき、一つひらめきました。
写真撮影終了後、今度は日比野先生に私の写真を撮ってもらうよう頼みました。先生は少しとまどいましたが、「私のお見合い用のスナップ写真として使いますのでどうかお願いします」と頼んだら、引き受けてくれました。
先生は「責任重大だなー」といいながら、私のカメラのシャッターを押しました。その後、「わかった、これで女の子の話題にするんだろう」と言って「がんばってね」と、エールを送ってくれました。
このお宝の重要なところは、日本のポップアートを代表するアーティストである日比野克彦先生が撮影した写真ということです。だから、これをただ私が写っている写真ではなく、モデルの出来や質はともかくとして、私を被写体とした日比野克彦先生の「作品」として鑑賞することがポイントです。
しかし、私の家族にはこの写真は不評です。日比野先生に写真を撮ってもらうことのあまりのうれしさにあまりのうれしさに、笑いすぎで私の目は細くなりすぎてしまいました。
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