色紙「自画像」
・望月三起也
・平成11年5月16日
・矢場公園
・無料
望月三起也先生は、日本における本格的アクション漫画の第一人者と言っても過言ではない、超有名な漫画家です。代表作は、「ワイルド7」や「秘密探偵JA」(私はこの作品は何故かJA、つまり農協のロビーに積んであって、私はそこで読みました)など。ちなみに、今年(1999年)は、バイクを操る秘密警察官の活躍兼大量虐殺を描いた人気作「ワイルド7」が、今はなき「少年キング」連載されて以来、満30年になります。
このお宝は、名古屋の矢場公園で行われたミニ・サッカー大会「名古屋テレビフットボールフェスタ フットサルトーナメント’99」でGETしたものです。何故、サッカーと漫画家が関係あるかと言いますと、望月先生は有名なサッカー好きで、今回元サッカー日本代表の都並敏史氏と共に、ゲストチーム「スター軍団36年会」の一員として、フットサル上位入賞者選抜チームと試合をしに来たのです。ちなみにこの「36年会」、都並氏を始め、風間八宏氏、戸塚哲也氏、勝矢寿延氏の元日本代表や、サッカー解説者の川添孝一氏、そして佐々木博和氏や中村和哉氏の元プロで結成されたチームです。
私は控えテントの前で、出待ちしていました。最初サッカー解説者の川添孝一氏が出てきました。おそるおそる近づいてサインをお願いすると快く引き受けてくれたばかりか、近くにいた風間八宏氏も呼んでくれて、サインをしてもらいました。
そこで、川添氏に望月先生のサインをお願いすると、テントから望月先生を呼んできてくれました。
善人だろうが悪人だろうがバンバンブチ殺す漫画を描いている先生ですが、今ではおでこも薄くなり、伸ばした髪も髭も白くなって、一見老ヒッピーのようで、すっかり「いいお爺さん」になっていました。また、「いいお爺さん」は外見だけでなく、サインをお願いすると快く引き受けてくれました。
私は「ワイルド7」の「飛葉ちゃん」を描いてくれるようお願いしましたが、「時間がないので」と言うことで断られました。そこで「文字だけのサイン」と言うことで描いてもらったのがこのお宝です。雑誌「まんが秘宝」で、ウェイン町山氏が「ワイルド7」を今通して読んで気づいたこととして、「スクリーントーンを断固として使わず背広のガラまでも点描として表現するアシスタント泣かせのガンコ職人ぶり」と書いています。実際絵を描くとすると、望月先生の場合、かなり時間がかかるみたいです。文字のサインでも、横に自分の「にがお絵」を必ず書くみたいですので、これをタダのサインととらえるのではなく、先生の「自画像」ととらえるのが、このお宝の鑑賞のポイントです。
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