A4アートグラフ
「快楽天」98年9月号表紙
・村田蓮爾
・平成13年8月26日
・神戸ファッション美術館
・3800円(アートグラフ代 先着100名)
村田蓮爾(と書いて、「むらたれんじ」と読む。しかし、スペルは「RENGE」)先生は、ゲーム誌、マンガ誌等にイラストを描く人気イラストレーターです。ワニマガジン社の漫画雑誌「快楽天」や集英社の「ウルトラジャンプ」の表紙を始め、「豪血寺一族」「バッケンローダー」のTVゲーム、オリジナル・アニメ・ビデオ「青の6号」のキャラクターデザインなど、多彩な才能を発揮しています。その写実的であるが、ポップでおしゃれな絵は、多くのファンの支持を獲ています。
このお宝は、神戸21世紀・復興記念事業「FA宣言 IN神戸」で行われた「永井豪先生 村田蓮爾先生 震災復興祈念サイン会」で、GETしました。「FA宣言」とは、現在の日本のアニメーションを支えるクリエイターの立場から、ファッションについて論議する"Fashion Anime Symposium"のことで、「アニメ・コミック界の巨匠」永井豪先生と「奇才イラストレーター」村田蓮爾先生を招いて、アニメーションと神戸の地場産業である衣料のファッションの融合を探ろうとするシンポジウムです。このシンポジウムの終了後、震災復興祈念チャリティーサイン会として、会場限定制作のアートグラフ(各3800円)を購入した人先着各100名に、サイン会が行われました。このアートグラフの売上の一部がレインボーハウス(震災遺児の家)に寄付されます。
「アニメ・コミック界の巨匠」と「奇才イラストレーター」の、滅多にないサイン会と言うことで、私は神戸に行きました。東京よりは近いと行っても、大阪の向こうまで行くので、結構お金がかかりますが、私は一度乗ったら降りるまで使える近鉄の株主優待券を持っていましたので、通常の半額で行くことが出来ました。
現場には、10時30分に着きましたが、来てビックリ!
「マジンガーZ」「デビルマン」「キューティーハニー」「バイオレンスジャック」など、人気作を多く持つ永井豪先生と、この世界では知らない人はいないイラストレーター村田蓮爾先生のサイン会にも関わらず、2人合わせて30人も来ていませんでした。整理券配布時間の12時でも40人位。シンポジウムは入場無料で定員400人を予定していたのに、どう見ても半分の入りで、サイン会の時間になっても結局定員を埋めることは出来なかったみたいでした。
サイン会参加費が3800円という高額だったためか、また神戸という土地柄なのか、それとも宣伝不足なのか、もしかしたら私が思っているほど2人とも人気が無かったのか・・・。あまりの人の少なさに、ショックを受けました。
参加人数が少なかったので、シンポジウムも、サイン会も、淡々と進みました。
村田先生は、買ったA4アートグラフの左下に、シャープペンシルでサインを入れてくれました。アートグラフとは、複製原画の一種で、ジクレのようなコンピューターを使って特殊なプリンターで印刷したものです。リトグラフ、シルクスクリーン、ジグレのような複製原画は、昔から鉛筆でサインを書くことになっています。鉛筆は消しゴムで消すことが出来ますが、鉛筆の芯よる文字は変色しないそうです。ペンで書いても良いのですが、これだと印刷と見分けがつかない恐れがあるため、全く別の描画材である鉛筆が用いられたと言われています。ただシャープの芯が薄くて、写真ではうまく写らず、サインが見づらいのが残念です。
この時、普通のサイン会のつもりで行ったので、他の人はサインだけ書いてもらって言いましたが、私は日付も入れて貰いました。でも、このような複製原画は、サインの他に発行枚数を示すエディションナンバーが入りますが、今回誰も書かれなかったので、今思えばいっそのこと「1/100」と書いてもらえば良かったと、後悔しました。
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