色紙「素描」

・八神ひろき

・平成12年9月3日

・コミックとらのあな大阪なんば店

・1399円(本代 先着200名+30名)


 八神ひろき先生は、大手出版社「講談社」において、繊細で写実的な絵に、フェティッシュなH漫画を書くことで、多大な人気を集めた漫画家です。
 八神先生は、昭和62年(1987年)月刊(週間ではない)少年マガジンにおいて「二人におまかせ」という、二人の婦警さんがHに活躍する漫画でデビューしました。ちなみに当時の月刊少年マガジンは、「少年」と付いていながら、やたらHな漫画が数多く載っていまして、「エロ漫画雑誌は?」と言ったら、すかさず「月刊少年マガジン!」と返ってくる程でした。
 その後、「DEAR BOYS」という普通のバスケットボール漫画を書いていましたが、活躍の場を青年誌に移して、大ヒット作「G−taste」を発表。一気に大ブレイクしました。「G−taste」は漫画だけでなく、ドラマCDやゲームソフト、フィギア、アニメ化(もちろん18禁)等、いろんなメディアで展開され、また八神先生自身も深夜の大人(特に男性向け)の情報番組「トゥナイト2」にちょくちょく出演し、「フェチ漫画家の大家」として、全国に名を轟かせました。
 このお宝は、漫画専門書店(エロ同人誌含む)「コミックとらのあな大阪なんば店」で行われた八神ひろき先生のサイン会でGETしました。
 幾ら東京より近いからといっても、やはり大阪は遠くてお金が掛かりますが、実は近鉄の株主優待券と言う一度乗ったら降りるまで無料の切符を持っていたので、ちょっとした日帰り観光をかねてサイン会に参加しました。
 サイン会一時間前に、大阪に着きましたが、初めての大阪ですので土地勘が無く、結構迷ってしまいました。大阪名物「食い倒れ人形」を見たり、金龍ラーメンを食べたりしながら(あんまりおいしくなかった)、歩き回っているうちに、「コミックとらのあな」に着いたときはサイン会が始まる直前で、多くの人が店の周りに並んでいました。やっぱりというか、当然というか、集まったお客さんの大半は男ばっかりでした。
 先生の姿はテレビで見ていたので知っていましたが、肉感的な女性を描くのに、先生本人はとっても細い人でした。
 今回のサイン会は、「時間がない」と言うことで、とっても制約が多く、写真撮影は禁止ですし、あまり先生に話しかけることもダメでした。しょうがないので、私は軽く挨拶した後、色紙を出し、先生が書いているのを黙ってみていました。
 その時描いてもらったのか、この絵です。下絵が無く、即興で描いた物ですから、骨董用語で言うところの「席画」「座書き」のたぐいですが、元々画力のある人ですので、短い時間に、少ない線描でこれだけの表現ができることに、ものすごく感動しました。
 別れ際、私は、
「『トゥナイト2』見てました」
 といいました。その一言に、八神先生は大変大受けで、隣で座っていたお付きの人と一緒に、ゲラゲラと大声で笑ってくれました。

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