サイン色紙
・渡辺篤史
・平成11年6月20日
・神宮東中日ハウジングセンター
・無料
渡辺篤史さんは、シリアスから娯楽作品まで数多くのテレビや映画に出演している俳優さんです。どんな作品に出演したか書こうと思いましたが、数がもの凄く多くて書ききらないほどです。敢えて書くなら、「必殺シリーズ」や、故・沖雅也主演の人気アクションコメディー「俺達は天使だ!」ナビ役などが有名です。また、近年はナレーションや司会などでも活躍しています。
このお宝は、神宮東中日ハウジングセンターで行われた「ハウジング文化講演会」でGETしたものです。渡辺さんはTV番組「渡辺篤史の建もの探訪」のレポーターを努めていて、また建築関係の本も出していますので、住宅展示場の講演会の講師として、ぴったりな人選だと思いました。ちなみに「渡辺篤史の建もの探訪」と言う番組は、渡辺篤史さんが一般の人のしゃれた家を訪ねて紹介すると言う、地味ですが今年(平成11年現在)で11年を迎えるほどの、長寿人気番組です。
天気予報ではその日曇りで、もしかしたら雨が降ると心配されていました。しかし、朝のうちは曇っていましたがお昼には晴れてきました。講演会は屋外のイベント広場ステージで行われ、ステージ前には多くのお客さんが来ていました。
「建もの探訪」のレポーターでもあり、家について本も書いている渡辺さんが、しかも住宅展示場で講演するのですから、当然住まいを作るヒントや工夫、番組の裏話などが中心となり、しかもTVのナレーションでもわかるように、独特の低い「いい声」で話すのですから、大いに盛り上がる、と思っていました。
しかし、晴れたのはよかったですが、講演会が始まる時にはかなり暑くなり、しかも屋外でやっていますから、お客さんがかなりだれてきました。実際親に連れられてきた子どもが何人か、退屈そうにしていました。しかも、講演時間は1時間30分もありますから、その間お客さんの注意を出来るだけ引きつけなければならないので、渡辺さんの話は建ものだけにとどまらず、ペットのことや、アフリカのことや、環境問題やらで、あちこち飛んで、結果的には支離滅裂になってしまいました。
講演会終了後、私は素早くステージ横に行って渡辺さんに近づき、サインをお願いしました。渡辺さんは番組の時に見せるような笑顔で、快く引き受けてくれました。その時私は、
「うちの両親は「建もの探訪」のファンで、いつも見ていて、そのたびに『うちにも来て欲しい』と言っています。今度うちの家にも来て下さい」
と言うと、
「そうですか。じゃあ今度教えて下さい」
と、TVと全く同じの、例の低い「いい声」で言ってくれました。
数多くの映画やTVドラマに出演し、また「建もの探訪」と言う地味ながら10年以上続く人気番組にも出ているだけあって、すぐに人だかりが出来ました。サインを求めたり、写真を一緒に撮ろうとする人たちの間を、渡辺さんはさりげなく、そして物腰柔らかく、みんなに一言挨拶して、手際よく事務所に引き上げました。長年一線級で活躍してきただけに、こういう場面を多く経験しているだけあって、ファンの気持ちを汲みながらも、渡辺さんはうまくかわしてました。それを見て私は、
(やっぱり、スターは違うなー)
と感心しました。
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