寄せ書きサインボール
・ボブ・ホーナー
レオン・リー
・平成9年5月4日
・東京ドームクリスタルホール
・無料
ボブ・ホーナー選手とレオン・リー選手は、日本プロ野球史を語る上で、外すことの出来ない外国人選手です。
ボブ・ホーナー選手は、昭和62年(1987年)ヤクルトに入団した超大物助っ人外人選手です。なにが凄いかって、アトランタ・ブレーブスの強打者で、大リーグ史上4人目の、ルーキーから一度もマイナー経験が無い超野球エリートで、平均30本位打つ現役バリバリの大リーガーでした。なぜそんな凄い選手が、日本に来たかというと、当時大リーグは選手の年俸を抑える為に、球団側が結託してFA選手の締め出しを行ったため、4月時点で所属球団が決まっていないホーナー選手を、ヤクルト球団が破格の200万ドル(当時レートで3億円!)で獲得しました。
「現役大リーガー」の肩書きは伊達じゃなく、5月のデビュー戦で、いきなりホームランを打ちます。ただしこれはほんの挨拶代わりで、2試合目にはなんと3ホーマー、4試合目では2ホーマーと、ホームランを文字通り「量産」。来日してたった四試合で、打率.636、6本塁打と言う成績を記録し、本場の実力と日本プロ野球のレベルの違いをまざまざと見せつけました。それ以来、ホーナー選手は「赤鬼」と呼ばれて、当時の日本を大いに震撼させました。
凄いのは野球の実力だけでなく、ホーナー選手の活躍に引っ張られ、ヤクルト本社の株価が上昇するわ、観客動員はこの年球団史上最高を記録し、チケット収入だけで5億円以上の増収するわで、その熱狂ぶりは「ホーナー効果」と言われ、社会現象になりました。
しかし、過剰なマスコミ報道と外角の変化球一辺倒の日本野球に順応できず、また途中怪我もあり、当初期待されていた日本が誇るホームランバッター王貞治選手が持つ「年間最多本塁打記録55本」をぬくことが出来ませんでした。しかし、その年の記録は、93試合出場して打率.327、ホームラン31本の好成績を上げました。ちなみに、規定打席に達しなくて、ホームランを30本以上打った選手は、ホーナー選手が初めてです。
ただ、あまりに日本の野球のやり方が合わず、「日本の野球はベースボールではない」という言葉を残し、惜しまれながらも帰国。翌年大リーグに復帰しましたが、怪我により、その年で引退しました。
レオン・リー選手は、メジャー経験はありませんが、ロッテ・オリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)、横浜大洋ホエールズ(現横浜ベイスターズ)、ヤクルト・スワローズと渡り歩き、10年もの長い間日本球界で活躍した選手です。昭和53年(1978年)に、いち早くロッテで活躍していた兄のレロン・リー選手に続いて、来日。その後「リー兄弟」として、兄弟そろって活躍し、ロッテの名物選手になりました。ロッテで5年間プレーした後、トレードで大洋へ移籍。3年間で82ホーマーを放ち活躍しましたが、同年オフに自由契約となり、ヤクルトに移籍しました。昭和62年現役引退。通算成績は、1255試合、4667打数,1436安打、668打点、ホームラン268本、打率3割8厘。ベストナインを2回受賞。また、昭和60年(1985年)8月10日には満塁、3ラン、2ランの3発を含む1試合10打点の珍記録を持っています。ちなみに、息子のデリック・リー選手は、現在大リーグ、フロリダ・マーリンズで活躍中です。
このお宝は、平成9年5月4日東京ドームのクリスタルホールで行われた「オロナミンC ベースボールフェスティバル」でGETしました。このイベントは「MLB(メジャーリーグベースボール)」が、マーケット拡大を狙った大規模なイベントで、4月29日から5月5日の開催期間中、ホーナー選手やリー選手以外にも、大リーグOBのアンドレ・ドーソン選手や、巨人軍史上最強の助っ人と言われたウォーレン・クロマティ選手、それに江川卓氏や掛布雅之氏、長島一茂さんや引退したばかりの原辰則さんなどの多数のゲストが来場、トークショーや野球教室を行いました。またプロ野球OBだけでなく、東京ドームの試合の合間を縫って、上田選手や金子選手など、日本ハムファイターズの現役選手が、ゲストとして駆けつけてくれました。
私は5月4日の、ボブ・ホーナー選手とレオン・リー選手のトーク&野球教室に参加しました。ホーナー選手はヤクルト・スワローズのユニフォームで、リー選手はロッテ・オリオンズのユニフォームでステージに現れました。2人とも、引退して10年ぐらい経っていますので、ちょっと老けていました。特に、リー選手は現役時代、黒人特有のカーリー・ヘアが特徴でしたが、すっかり短くなっていました。
ステージで一通り昔話で花を咲かせた後、会場で集まった人たちに、マン・ツー・マンで打撃教室が行われました。私は、リー選手に教えて貰いました。
野球教室終了後、参加した人には2人の寄せ書きサインボールが配布されました。この時貰ったのが写真のボールで、上がボブ・ホーナー選手のサインで、下がレオン・リー選手のサインです。リー選手は、日本に10年いるだけあってか、日本語で、自分の名前が書いてあります。
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