直筆サイン入りブロマイド

・福田健二

・平成10年6月14日

・産業技術記念館

・基本的に無料(ブロマイド購入230円)


 福田健二選手は、Jリーグ名古屋グランパスエイトの若きストライカーです。ヘディングの強さと鋭いゴール感覚で、平成10年度はゴールを量産、チーム最多の16得点を上げました。そしてサッカーU(アンダー)−21日本代表に選ばれ、アジア大会に出場。全試合出場して、3得点を上げました。今後2000年オリンピック、ゆくゆくは2002年ワールドカップでの活躍が期待される選手です。
 このお宝は、平成10年6月14日産業技術記念館で行われたイベント「W杯日本出場“頑張れ日本−平野孝選手を応援しよう!」で、GETしたものです。この日はワールドカップにおいて、サッカー日本代表が初戦の強豪アルゼンチンと戦う日であり、そこで日本代表と名古屋グランパスエイトから代表入りした平野孝選手、そしてついでにユーゴスラビア代表として出場しているグランパスのエース、ストイコビッチ選手を、名古屋の地から応援するイベントです。このイベントのゲストとして福田選手と、古賀正紘選手と中谷勇介選手がきました。ちなみにこの三人は、後U−21代表に選ばれ、アジア大会に出場しました。つまり今後活躍が期待される有望選手であり、それが一堂に会するので、無料イベントとしてはなかなかおいしいイベントでした。
 イベントは二部構成で、ます最初は地元テレビ愛知のサッカー番組の公開録画として、福田選手一人のトークショーをやりました。
 で、福田選手、フィールドの上での鋭いプレーとは裏腹のに、大ボケ発言を連発して、場内を爆笑の渦に巻き込みました。問題なのは、福田選手、どうも天然ボケみたいです。
 たとえば、会場で福田選手の活躍を上映したあと、司会が、
「今までで、一番印象に残ったゴールは?」
と振ったとき、福田選手が言ったセリフ。
「・・・3月28日の横浜フリューゲルス戦での、オウンゴール(自殺点)・・・」
 大マジメなのだけど、発言は終始あさっての方向に向いていました。
 福田選手は普段からこんな感じなのかと思って、ファンからの質問を受け付けた時、私は、
「福田選手は、オフの時、何していますか?」
と、質問しました。
 ちょうど名古屋グランパスエイトは、6月6日ナビスコカップ予選リーグで、ジェフ市原に1−4で大敗し、決勝リークにでられませんでした。この間オフだったので、その時の様子を福田選手は話しましたが、
「・・・実家に帰っていて、友達と会って、それから寮に戻って、そのあと、ボーっとしていました・・・」
 それを聞いて、私は、(ああ、福田選手は、サッカーしていないときは、いつもボーっとしているんだなー)と、思いました。
 福田選手のトークショー終了後、次は古賀・中谷両選手もステージに現れ、今度は3人で、今日行われるアルゼンチン戦などワールドカップの大胆予想をしました。しかし、福田選手にあてられたのか、古賀・中谷両選手も負けずにボケまくり、さながらボケ合戦の様相を呈してきました。
 かくして、「W杯日本出場“頑張れ日本−平野孝選手を応援しよう!」イベントは、別の意味で大いに盛り上がりました。
 会場の外にはグランパスグッズの特設売場があり、イベント終了後、スタッフに混じって3選手も売り子を始めました。普段着でグッズを売る姿は、どう見てもプロサッカー選手には見えず、まるで学生アルバイトのようでした。
 目の前に選手がいるだけあって、買ったグッズにサインをもらうファンがいました。ただ、売場にサインペンが無く、サインペンを持ってきたファンだけサインしてもらっていて、みんながみんなもらえる訳ではありませんでした。
 私は普段からマジック数本と色紙数枚を持ち歩いていますので、そこで、私は古賀選手のブロマイドを買い、サインを書いてもらったあと、渡したマジックをそのまま古賀選手にあげました。すると、古賀選手はサインしてくれると言うことで、古賀選手のブロマイドが飛ぶように売れ、あっと言う間に無くなりました。
 その間に、私は福田選手のブロマイドを、福田選手から直接買いました。すると福田選手は言いました。
「・・・サインしましょうか?」
 福田選手は古賀選手からサインペンを借りようとしましたので、私はすかさずもう一本ペンを取りだし、サインを書いてもらいました。
 福田選手は、96年・97年のユース代表にも選ばれ、本人もかなり高い目標を持ってサッカーに打ち込んでいますので、常に結果を求められているプロサッカー選手としての自覚はかなりあると思います。しかし、自分が有名人、あこがれの対象であるという自覚が、どうやら全く無いみたいです。でも、私にはそこが逆に、親しみを感じます。
 永遠のサッカー少年。
 二十歳をすぎていますが、それが福田健二選手だと思いました。

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