サイン色紙
・金田喜稔
・平成10年1月18日
・東神宮中日ハウジングセンター
・無料(8名ぐらい)
金田喜稔氏はサッカー解説者。大学2年の時にサッカー日本代表に選ばれ、1980年に日産自動車サッカー部に入部。以後、11年間にわたり、日本リーグに139試合に出場し、日本代表としては’82年スペインワールドカップ大会予選等に出場しました。1991年に引退後、解説者として活躍しています。特に今年(平成10年)日本がサッカーワールドカップ初出場を決めたので、テレビやラジオや雑誌等で、忙しい日々を送っています。
このお宝は、東神宮中日ハウジングセンターで行われた「1998 東神宮スポーツトークショー」での「金田喜稔氏(サッカー解説者)トークショー&サイン会」でゲットしたものです。「スポーツトークショー」と銘打ってありますが、日本がワールドカップ出場を決めたことから、実際はサッカー&ワールドカップについてのイベントでした。
イベントの内容は、住宅展示場の無料イベントにしてはかなり豪華で、午前中名古屋グランパスエイトの人気選手、岡山哲也選手のトークショー&サッカーグッズ抽選会が行われ、昼には来場者プレゼントとして、97年11月17日付の中日スポーツ(日本がワールドカップ出場を決めた記事が載っている)が配布され、午後から金田喜稔氏のトークショー&サイン会と、そこにいるだけで一日中サッカー&ワールドカップ漬けになれました。ほかにも、新鮮野菜の青空市を行われる予定で、まだ正月気分の残る日曜日、東神宮中日ハウジングセンターは多くの人で賑わう・・・予定でした。
平成10年1月18日当日は、朝から記録的な大雨でした。「バケツをひっくりかえした」とはこのことで、住宅展示場の方には人っ子一人いませんでした。
そんなどしゃ降りの中、朝早くからわざわざくるのは、岡山選手を目当てに来た熱狂的なファンぐらいでした。この為か、予定に入っていなかった岡山選手のサイン会が急拠やることになりました。さすがグランパスの人気選手だけあって、この雨の中でもトークショー開始まできっかり定員の50人を動員しました。
しかし、岡山選手のトークショーが終わると、強い雨のためか大半はそそくさと帰ってしまいました。午後からの金田喜稔氏のトークショーには、8人しか集まりませんでした。
さすがに、落胆の色を隠せませんが、「こういう時こそ、しっかり話さなくてはいけない」と言って、金田氏はW杯展望や、Jリーグ、自分の現役時代、名古屋グランパスのことから,岡田監督、サッカー協会まで、予定を30分オーバーして熱弁を奮ってくれました。
テレビ、ラジオ、雑誌などで活躍し、解説することでお金をもらっているプロのサッカー解説者が、たった8人のために、サッカーの話をするのです。考えてみると、かなり贅沢で、凄いことです。グランパスの試合をたまに見るだけで、本格的に見始めたのはW杯予選からの、にわかサッカーファンの私にはとても面白く、かつ刺激的でした。
トークショー終了後、全員に、丁寧にサインをしてくれました。
最後に長くなりますが、金田喜稔氏のW杯展望または、日本代表の戦略の要約をここに書きます。
まず、W杯の対アルゼンチン戦。
アルゼンチンは守りのサッカーで、相手に攻めさせながら自分たちにペースに引き込み、そこからカウンターで、という戦法を得意とします。しかし格下の相手とやる時は、相手が攻めてこないため、この戦法が使えず、不慣れな攻めのサッカーを強いられ、逆にしてやられることがあります。日本相手だと、アルゼンチンはどうしても攻め込まなくてはいけません。
また、アルゼンチンは優勝を目標としているため、どうしてもチーム状態のピークは決勝トーナメントに持っていきたいので、初戦は実力が十分に発揮できません。ですから、日本はこの初戦にチームのピークを持っていけば、なんとかなる可能性があります。
それにアルゼンチンの選手だって、弱点があります。岡田監督の片腕の小野剛コーチは、96年オリンピックで、ブラジル代表を丸裸にした分析とビデオ編集のスペシャリスト。日本代表はそれに合わせた細かいプレーを得意とします。イラン戦の中山のシュートも、イランのDFのクセを知って、小野剛コーチが指摘したタイミングでパスがでてます。実際指摘した通りにやれたことに対し、小野コーチは感心したそうです。
次にクロアチア戦。
これはラフプレーに持ち込んで相手を怒らせ、ペースを崩す戦法が有効です。グランパスのストイコビッチ選手を見ればわかるように、あそこら辺はやたら血が上りやすい人種だそうです(「そうじゃなければ、あんなに内戦が続かない」と金田氏は言いました)。タレント集団なので調子づかせると手に負えないが、前半0点に押さえるとクロアチアは焦りだし、自滅するそうです。
最後にジャマイカ。
アルゼンチンやクロアチアの様に強いチームはそれだけ有名なので、攻略データの蓄積がありますが、ジャマイカにはそれがありません。データ不足な分、何をするかわからないので、要注意だそうです。
これだけ聞くと全勝しそうですが、実際の実力差はかなりあり、勝つことはかなり至難の技です。しかし、要は戦い方で、相手が強いと言って悲観することはない、ということです。
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