サイン色紙

・ヘンゾ・グレイシー

・平成12年6月4日

・名古屋市総合体育館
 (レインボーホール)

・無料


 ヘンゾ・グレイシー選手は、その名が示すとおり、”世界最強”と言われる格闘技「グレイシー柔術」を使う柔術家です。
 「グレイシー柔術」とは、講道館柔道の柔道家前田光世氏(コンデ・コマ)が、柔道普及のため、世界各地を放浪しながら転戦したのち、ブラジルへ渡り、そこでグレイシー一族に教えた技が、そのルーツです。その後、エリオ・グレイシー氏が、数多くのこなした他流試合の経験を元に、総合格闘技として体系だてたのが、現在のグレイシー柔術です。
 平成5年(1993年)に行われたアルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ(略称UFC、通称アルティメット大会)という、目突き、噛み付き、金的以外、どんな攻撃も許されると言う、何でも有りの格闘大会で、エリオの六男ホイス・グレイシー選手が、ケン・シャムロック選手やジェラルド・ゴルドー選手を、次々秒殺、優勝して、脚光を浴びるようになりました。その後ホイス選手は、トータルで3回UFCのチャンピオンになったり、そのホイス選手が「自分より10倍強い」と言ったエリオの三男”400戦無敗の男”ヒクソン・グレイシー選手が、日本で行われた「バーリ・トゥード・ジャパン」で、平成7年平成8年と連続して優勝、当時”最強”を謳い文句にしていたプロレスラー高田延彦選手を「PRIDE.1」で倒し、エリオの五男でブラジリアン柔術中量級もっとも有名な選手であるホイラー・グレイシー選手は、当時修斗ミドル級チャンピオンで敵なしと言われた”奇人”朝日昇選手を圧倒的な力の差で完勝、「PRIDE.2」では体重差30キロもあるプロレスラー佐野友飛(現・佐野ゆうき)選手を、血ダルマにしてマットに沈めるなど、グレイシー柔術の名は世界中にひろがりました。
 ヘンゾ・グレイシー選手は、前田光世氏に直接教えを受けたカルロス・グレイシーの次男ホビソン・グレイシーの息子で、ヒクソン、ホイラー、ホイス選手のいとこに当たります。平成7年(1995年)アメリカで行われた「ワールド・コンバット・チャンピオンシップ」に、全試合3分以内で勝ち、見事優勝。翌年行われた「マーシャル・アーツ・リアイティ・スーパーファイティング(略称MARS)」では、第6回UFCチャンピオンで、それまでKOやギブアップで負けたことがなかったロシアの格闘技サンボの強豪オレッグ・タクタロフ選手を1分少々で下し、一躍名を轟かせました。日本では、小路晃選手に引き分けたり、最近では平成12年2月26日に行われた「RINGS」の「KING of KINGS GRAND−FINAL」準決勝で 、田村潔司選手に判定で破れていますが、その実力は折り紙付きで、ヴァーリ・トード中量級のトップ選手には間違いありません。ちなみに、日本での対戦成績は4勝1敗1引き分け。アメリカに、自らの道場「ヘンゾ・グレイシー・アカデミー」を主宰しています。
 このお宝は、6月4日名古屋総合体育館「レインボーホール」で行われた総合格闘技イベント「PRIDE.9 in NAGOYA」でGETしました。
 この日ヘンゾ選手は試合は組まれていませんでしたが、第1試合に出場する弟子のマット・セラ選手のセコンドとして来ていました。ただ、この試合、対戦相手のジョイユ・デ・オリベイラ選手が、入場の時、演出効果用の花火が暴発、全身炎に包まれる事故が発生しました。オリベイラ選手はそのまま病院に直行、当然第1試合は中止となりました。
 セコンドとしての出番はありませんでしたが、第6試合前、次回8月27日西武ドームで行われる「PRIDE.10」に出場する選手として、ヘンゾ選手が紹介されました。そこでヘンゾ選手、
「サクラバサン(ヘンゾ選手は、なぜか桜庭選手のことを、『サクラバサン』と呼ぶ)は、最近一族の何人かを倒して少し天狗になっていますので、その鼻を折ってみせます」
 と、桜庭和志選手に挑戦を表明。
 しかし、桜庭選手の次の対戦相手は決まっているかもしれないとして、ヘンゾ選手が次回「PRIDE.10」の対戦相手として指名したのは、なんと、新日本プロレスの覆面レスラー、ケンドー・カシン選手!
 その後、ヘンゾ選手はリングサイドで観戦している素顔のケンドー・カシン選手(ちなみに本名は石澤常光選手)に握手を求め、カシン選手もこれを受けると言う展開に、会場は大いに沸きました。
 お宝自体は、全試合終了後、参加した外国人選手がバスで引き上げるとき、書いてもらいました。ヘンゾ選手以外にも、組技格闘技大会「アブダビ・コンバット」で好成績を収める現Cageヘビー級チャンピオン(と彼が名刺代わりに配っていたカードに書いてあった。ちなみにいつも持ち歩いているみたいなので、カードのコンディションはプア)リコ・ロドリゲス選手や、試合後の決め技は「かめはめ波(ホントだってば)」のカーロス・ニュートン選手、本日のメインイベントに出場したリングスの無差別級チャンピオンで全身入れ墨の舌ピアスがトレードマークのギルバート・アイブル選手、そしてそのアイブル選手を破ったブラジリアン柔術の新星ビクトー・ベウフォード選手のサインをGETしました。多くの選手はブラジルをはじめとする南国系ですし、アイブル選手はまたやんちゃ坊主がそのまま大きくなった感じで、みなさんとっても気さくで、試合後疲れている(ベウフォート選手やアイブル選手なんか、顔面パンチを受けて顔ボコボコ)にもかかわらず、サインや記念撮影に快く応じてくれました。

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