「鉄人ルー・テーズ自伝」
・ルー・テーズ
・平成7年4月16日
・書泉ブックタワー
・2500円(本代)
ルー・テーズ選手は、まだショーマンシップに染まっていない頃のプロレスで、当時世界最高峰だったNWA世界ヘビー級チャンピオン(補足:当時のプロレス界は実質的にNWAの独占状態であり、そのヘビー級チャンピオンは文字通り世界チャンピオンであった)を六度も返り咲き、「20世紀最大のレスラー」「鉄人」と称賛された偉大なレスラーです。
このお宝は、ベースボールマガジン社が戦後50年を記念して出版した「鉄人ルー・テーズ自伝」の発売を記念して行われたサイン会で、GETしたものです。
この平成7年4月16日は、あのオウムの麻原が「東京に何かが起こる」と予言した前日で、テロが起きると危険視された日です。しかしプロレスが好きな私はどうしても欲しくて、のこのこ秋葉原まで出ていきました。そんな危険日にもかかわらず、会場の書泉ブックタワーには多くの人が列を作っていました。
この時が初めてプロレスラー(実際は”元”ですが)を見ましたが、70も過ぎているので温和な老人の顔で、本の表紙では立派な体も、だいぶ筋肉が落ちていました。それでも普通の老人に比べて背はものすごく高く、体に厚みがありました。
そしてサイン終了後握手してもらいましたが、その手はものすごく大きかったです。実は学生時代ナゴヤ球場でバイトしていて、当時阪神に在籍していたセシル・フィルダー選手(現在大リーグでバリバリ活躍しているあのフィルダー選手)に握手してもらったことがありますが、その時まるでグローブのような手と思いました。しかし、そんなもんではありません。ルー・テーズ選手のは規格外です。私はその手に、世界最強の片鱗を感じました。
本自体は物凄く面白く、読み所満載なのですが、あえてこのお宝の鑑賞のポイントをあげるとすれば、276ページの新横浜での写真です。私はこんなことをする老人を、見たことがありません。
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